河原町町内会               

河原町の亥の子祭り


■河原町では「亥の子祭り」を毎年11月に行っています。年により多少のずれがありますが概ね11月の第二日曜日に行っています。
 「亥の子大明神」のお宿は、その年に新築されたお宅にお願いしたりしていましたが、30年くらいは個人の過程で行うことは無くなりました。
 河原町の亥の子祭りは昭和の20年代の後半には行っていた記憶があります。戦後に被爆から復興された町でいち早くお祭りが復活されたものと思います。
■この「亥の子祭り」の起源は古くて、平安時代にさかのぼるようです。中国であった風習のように当時の朝廷で毎年亥の月の亥の日に猪をかたどったお餅を献上して繁栄を願ったようです。それがいつの日にか貴族や武家の間にも広まり、しだいに庶民の間でも行われるようになったようです。それがね農村では丁度刈り取りが終わる時期とも重なり収穫を祝い田の神様を天にお返しする意味でも行われているようです。神崎の「亥の子祭り」では猪が多産系でその家々が栄えて繁盛するように「亥の子石」をつきながら練り歩きます。町内を回りながら「い〜のこ♪ い〜のこ♪ い〜のこ餅ついて♪ 繁盛せい♪ 繁盛せい♪」と子供たちが歌います。昔は(私が子供の頃)獅子舞や子供が扮した赤鬼や青鬼が一緒に回っていましたが現在はありません。広島ではこの頃からコタツを出していたような記憶が・・・・・・






           


    

 神事は空鞘稲生神社の内田宮司にお願いしています

(下記をクリックするとその年のお祭りが紹介されています)


2015年の亥の子祭り     2016年の亥の子祭り